どうかDedenneと発音してください。

備忘録とかマルチとか大会の記録とか

トリプル

ドラフト会議編はこちら→ドラフト会議編

こちらの取得ポケモン
702260625302445024556533

【1回戦】 vs タツさん
  相手の取得ポケモン
  248169530405432208538577

 なんと1回戦からバンドリハガネールというガチ砂パとマッチング。初戦からデデンネ選出したらダメそうな雰囲気がひしひしと伝わってきます。
 しかしここでデデンネを出さなかったらドラフト1位指名の意味がない。ということでこんな構築にしました。

 702260625302445533
デデンネ:ものひろい おくびょうHS@ふうせん てだすけ/いかりのまえば/かみなり/あまごい 
ラグラージ:げきりゅう いじっぱりHA@メガ石   じしん/たきのぼり/れいとうパンチ/まもる
キリキザン:まけんき  いじっぱりHA@タスキ   はたきおとす/ふいうち/アイアンヘッド/まもる
ヤミラミ:いたずらごころ ずぶといHB@オボン  ねこだまし/おにび/よこどり/あまごい 
ガブリアス:さめはだ   ようきAS@ラム             ドラゴンクロー/じしん/いわなだれ/まもる
ドテッコツ:こんじょう    いじっぱり@きせき       ワイドガード/はたきおとす/ドレインパンチ/マッハパンチ

 ヤミラミとデデンネにあまごいを仕込むことで天候をとりつつメガラグのSを補佐する構成に。風船デデンネにすることで地震を躊躇させ、確実に雨を降らせることを目指しました。威嚇は入れたかったけどアーボックに攻撃面で役割がないこと、負けん気ブニャットがいることを考慮してこの編成に。

 そしていよいよ第1戦。お相手のタツさんは以下の構成でした。
248169530405432538
 
 BV:EX7W-WWWW-WW56-4DKB

 初手でクロバットの精神力を失念していたため追い風を許してしまうも、メガラグラージがメガバンギの龍舞かみくだく+クロバのブレイブバードを耐えるというファインプレー。ドリュウズにすなあらしをされるもデデンネのあまごいで返し、ラグラージ+デデンネで詰めて勝利。

 新規育成を全くしなかったため調整や技を詰めきれてなかった感はありましたが、うまくデデンネのサポート性能を引き出せた気がします。相手の選択ポケモンが全体的に地面に弱く、地震の通りがよかったこと、ラグラージに明確な打点を持てそうな駒が少なかったことも勝てた要因かなと思いましたね。

というわけで「デデンネがバンドリネールに勝った」という触れ込みをサイマルさんにされつつ(ネールだされてないけど)ベスト8に進出。

【2回戦】 vs れいさん
  相手の取得ポケモン
334591130146479wash448107122

 702「モロバレルどうすんのこれ……」
 対草打点がほとんど入っていないことに2回戦進出してから気づく体たらく。しかもよりによって自分の中で苦手意識の強いモロバレル入りに見事に当たってしまいました。
 更にチルタリスギャラドスファイヤーWロトムと浮いてるポケモンも多く、メガ枠も予測しづらいというなかなかに手強い相手だなと思ってました。
 組んだPTはこちら

702260625302445533
デデンネ:ほおぶくろ  ずぶといHB@オボン てだすけ/10万ボルト/ほっぺすりすり/いばる 
ラグラージ:げきりゅう いじっぱりHA@メガ石   じしん/たきのぼり/れいとうパンチ/まもる
キリキザン:まけんき  いじっぱりHA@防塵ゴーグル   はたきおとす/ふいうち/アイアンヘッド/まもる
ヤミラミ:いたずらごころ わんぱくHD@イバン  ねこだまし/じゅうりょく/ちょうはつ/イカサマ 
ガブリアス:さめはだ   ようきAS@ラム             ドラゴンクロー/じしん/いわなだれ/まもる
ドテッコツ:こんじょう    いじっぱり@きせき       ワイドガード/がんせきふうじ/ドレインパンチ/マッハパンチ

 とにかくモロバレルに暴れられると怖かったので、威張る冷P防塵挑発とメタを仕込みに仕込んで出陣。

お相手は以下の構成でした。
334591130479wash448122

BV:8ECW-WWWW-WW56-4DLE 

 ボロ負けでした...相手が中速メインだったのでガブに上をとれるメガルカリオ軸で組んでくると踏んでたのですが、まさかのメガチルタリス軸。さらにサポートメインと踏んでたバリヤードがCSアタッカーで、こちらのPTのフェアリー耐性の薄さを的確に突かれてしまいアドバンテージをとられる形に。
 色々問題点は多くありましたが、一番いけなかったのは構築の時点で負け気味だったのにわりと素直な立ち回りを重ねてしまったこと。もっと択の場面で強気に立ち回るべきだったと思いました。


結果は2回戦負けと何とも言えない結果で終わりましたが、今回の企画を通してまた一層トリプルバトルの魅力を再確認できたと思います。また、普段の対戦とは一味違った構築や考え方で遊べたので、こういった変則的な企画も積極的に遊んでいきたいですね。

企画、運営のサイマルさん、ありがとうございました。(11/11時点で大会はまだ進行中ですが)

7世代でも楽しいトリプルバトルができればいいですね。ね...?


>◍◕ ౪ ◕◍)<ネ……
 


 サイマルさん企画の「ドラフトトリプル」に参加してきました。
 企画詳細・対戦ルール・参加者及び使用ポケモンはこちら→募集記事 進行記事

 さて、こういった被りなしのドラフト式選出ルールだと、おそらくこんな感じの選び方がメジャーになるのかな、と事前に考えてました。
①1巡目にメガシンカ枠、ないし構築の軸になる単体性能強めのポケモンを選ぶ。
   (ガルーラ・リザードン・バンギラス・ニョロトノ・ヒードラン etc...)
②2~4巡目には1巡目に選んだポケモンと攻撃面や横の繋がりで相性のいいポケモンを選ぶ。ここで威嚇やねこだまし、S操作役などを拾えるとおいしい。
   (カポエラー・ファイアロー・マニューラ・サンダー・ブルンゲル etc...)
③5巡目以降は必要そうな技、属性、特性を補完しつつ、競合の少なそうなポケモンや特定のPTへのメタになりそうなポケモンを選ぶ。
   (ワイドガード、フレンドガード、ファストガード、ちょすい、ノーてんき、がむしゃら etc...)

ではここで実際に行われたドラフトの結果を見てみましょう↓

CviTE8kVUAAOQ4-

[ピックしたポケモンたち]
702260625302445024556533

ドラフト進行(サイマルさん)「麹屋さん…デデンネ。デデンネってなんだww」
他の参加者「なんで1巡目にデデンネ選ばれてんの?????」
自分「なんで1巡目に デデンネ選んだの?????」


まあ色々と理由はあるので1巡目から振り返っていきたいと思います。(既に反省会ムード)

1巡目 702 デデンネ
 疑惑の1位指名。採用理由は愛。
 先述の通り1巡目はメガ枠やPTの軸になるポケモンを選ぶべきなんですが、それでもこいつを1位指名したのは以下の理由でした。
 ①デデンネのポテンシャル的に4巡目くらいから競合しそうなので確実に確保したかったから 
 ②直前に以前行われたドラフトトリプル企画のピック結果を見ていて、2巡目でも意外とボーマンダやプテラなどのメガ枠が残っていたから(←最大のミス)
 ③デデンネならトリル以外のどんなPTとも馴染むので、後からデデンネと相性のいいエースアタッカーを指名していく感じにしたかったから
 ⑨ネタ的に面白いから 

②に関しては以前の企画の参加者が16名、今回が22名ということで明らかに今回の方が競合しやすいことを完全に失念していました。結果2巡目にとれるメガ枠が予想以上に制限されてしまいました。 

2巡目 プテラ指名(×)→260ラグラージ
 残るメガ枠で強い全体技を持ちデデンネと相性のよさそうなプテラを指名。しかし競合により取得できず。
 この時点でだいぶ選択肢がなくなってたので、地震でデデンネを巻き込むデメリットに目を瞑ってラグラージを指名。

3巡目 625キリキザン
 ラグラージを取得したので雨メガラグラージ構築にしていく方針で考え、順調に周りに威嚇枠を取られていることもあり、威嚇の牽制と鋼枠にキザンを投入。意外にも競合せずに取れました。

4巡目 レパルダス指名(×)→302ヤミラミ
 そろそろねこだまし枠が欲しくなったので悪戯心で雨を降らせられるレパルを指名。残念ながら競合に負けたので似た役割のこなせるヤミラミを指名。
 レパルだとキザンと闘弱点が被るので実はこっちで正解だった説ありますね。

5巡目 445 ガブリアス
 もう一体くらいエースアタッカーを入れたい、でもめぼしいポケモンはほとんど取られている…という5巡目で意外にも残ってたこの方。競合するも無事取得。
 この時点で”雨メガラグサーフガブ”とかいうアレな構築案が頭をよぎったので疲れてたんだと思いますたぶん。

6巡目 024 アーボック
 ここで威嚇が1匹もいないことに気付いたので育成済みの威嚇ポケモンを探したらこいつにたどり着いた。デデンネと一緒に麻痺を撒きまくれるのでそこそこやれそうな雰囲気を出してますね。地味によこどりも覚える。競合なし。

7巡目 556 マラカッチ
 正直なぜ選んだのか思い出せないけどよびみずとかつぼをつくとかニードルガードとかがむしゃらとかあるし育成済みだしファイアロー少ないしいけるんじゃないかとか思って指名したんだと思います。もちろん競合なし。

8巡目 533 ドテッコツ
 ラグラージがワイドガード使えるけどもう一体くらいワイガが欲しい+格闘が欲しいということで指名。過去のロリプルでドテッコツを使った経験があるのでボックスで眠ってたのを引っ張り出してきました。全体的に7~8巡目の格闘ポケモン指名はなんか掘り出し物市っぽくて面白かったです。

と、いう感じでおよそ3時間に及ぶドラフト会議が終わりました。改めてなんでこの人1巡目デデンネ指名とかしたんですかね。
 実は、自分は本家(プロ野球)のドラフト会議というものを人生で一度も見たことがないのですが、一応その選抜方式というのはある程度知ってるし、別のゲームでドラフト形式で対戦してる動画も見たことがあったのでそんなに選ぶのにも苦労しないだろうとタカを括ってました。
 実際やってみると、後になるほど選ぶのが難しくなってくるし、候補に挙げたのが既に他の人に取得されてないか確認したり自分が育成してるかどうか、すぐ用意できる個体かなども気にしなければならないので想像以上に頭を使いました。
 なんか既にお腹いっぱいな感じではありますが、本編の対戦が残っているのでそちらも頑張ってこなしていかなければなりませんね。

では、また対戦編にて 

2016年夏、満を持して行われたポケモン総選挙で720匹の頂点に輝いたポケモンがいた。
20160626-12
(頂点ではなく最底辺では…?)

ということで、今回は5世代での登場以来不遇不遇と言われ続けてきたバオッキー君を使ってみたお話。
なんだかんだで6世代レートも終わってしまうので、6世代環境のうちに一度使ってみたかった。

とりあえずバオッキー君の不遇っぷりは某考察Wikiとか某大百科とか読んでもらえれば一目瞭然だと思うので、前向きにこの子が何をできるかを考えてみましょう。

①特性くいしんぼう
  HP1/4以下で発動する木の実をHP半分以下で発動させられる特性。夢特性のもうかの方が重宝されがちだけどこっちの方が個性を伸ばすには面白そうな気がする。(それこそもうかだとゴウカザルと被るし)
②豊富な補助技
  あくび、ちょうはつ、リサイクル、なりきり、わるだくみ、いえき、てだすけ等々…
  シングルよりダブルトリプルの方が活かせそうな気がする補助技のラインナップですね。補助技じゃないけどがむしゃらもあるし。(それでもねこだましフェイントアンコール使えるゴウカザルの方が強そうな気がするとか言ってはいけない。)
  ゴウカザルが覚えないあくびやリサイクルを活かせるとポイントが高そう。(ちなみにあくびはヒヤッキー・ヤナッキーも覚えない)
③高めのS
  ゴウカザルに全ての種族値で劣っているとはいえSは101あるので最速なら結構な相手を抜ける。S101ってあのデデンネと同じですから馬鹿になりませンネ。

【希望編】
~構築に至るまで~
①「くいしんぼう+リサイクルのコンボ面白そうだなぁ」
②「バオッキー一応くいしんぼう+リサイクル両立勢の中では最速だし、メガリザYで火力とSを補助しながら戦ったら強いんじゃないか?」
③「トリプルでみがわりと威嚇壁を駆使すれば能動的にHPを下げつつみがわりを残しながら安全にくいしんぼうを発動させられるのではないか?」
④「スターのみ※1を連続発動させられたらバオッキーで詰ますような戦い方ができるかもしれないし、何より720位のバオッキーに足りないスター性を補って輝かせられるのでは???」

※1 スターのみ:HP1/4になったとき一度だけ攻撃・防御・特攻・特防・素早さのいずれか1つを2段階上昇させるきのみ

という謎理論を展開した結果こんなPTに落ち着きました。
simisearcharizard-megaylatiashitmontopmeowsticlandorus-therian


バオッキー: おくびょう H44B44S252残りC @スターのみ みがわり/リサイクル/ねっぷう/はたきおとす
リザードン : おくびょう CS @メガY                                   おいかぜ/ねっぷう/エアスラッシュ/まもる
ラティアス  : おくびょう CS @オボンのみ                          おいかぜ/りゅうのはどう/いやしのはどう/サイコショック
カポエラー  :ようき HA      @バコウのみ                           ねこだまし/ワイドガード/フェイント/インファイト
ニャオニクス: ずぶとい  HB @ひかりのねんど                  ねこだまし/ひかりのかべ/しんぴのまもり/サイコショック
ランドロス :  いじっぱり  AS  @こだわりスカーフ                じしん/いわなだれ/ばかぢから/とんぼがえり     
  
以下、所感
514思ったほどみがわりが残らなかった。壁と威嚇2枚でサポートしても種族値が足りなさすぎて非常にきつかった。狙われにくいのでスター発動、リサイクル発動は意外とできたが、A上昇引かないとはたきおとすの威力が悲しい有様で、熱風が通らないorワイガをちらつかされると手が出せなくて仕方なくスターのみを食べる、というシーンが多かった。スキンハイボでゴリゴリ削られるのも痛い。
ガルドに手が出せないポケモンが3体いるけど炎2枚にランドいるから大丈夫でしょと思ってたがそんなことはなかった。いやしのはどうもバオッキー詰めに使えるかと思ったがあまり噛み合わず、結果的に戦いづらい構築になってしまいました。
意外とバオッキーのS101がメジャーどころをわりと抜いてくれるのでそこだけは評価できたんだけどなあ。

試しに自分の愛用してるテンプレゴリラPT(ヒヒダルマ/メガリザY/ニンフィア/ランドロス/キリキザン/ハリテヤマ)のゴリラの枠をこのバオッキーに替えてみたらそっちの方が戦いやすくて、なぜかみがわりの使用頻度が少なかったのにスターリサイクルも決めやすかった。どうしてこうなった……

他にも何パターンかPTを試してみたがどうにもしっくりこない。
そんな時Twitterでこんなやり取りが交わされました。
702<なんかどのPTでもなかなかバオッキー君が輝けない…
719<やっぱりシャイニングバオ滅び
※2するしかないんじゃないですか?
702<滅びパにバオッキー君入れるメリットがわからンネ
039<なりきりでガルドニンフに強いかげふみマンになれますよ
702<!!!!!!
※2 シャイニングバオ滅び:シャイニング雨滅び(けだまメモ)を参照


【絶望編】
~構築に至るまで~
①「なりきりを使える炎タイプの中でフェアリーを半減できてゴースト等倍なのはキュウコンとバオッキーだけ」
②「あくびがかげふみと相性よさそうだし滅びパになりきりバオッキーは結構いけるのでは?」
③「滅びと天候対策できる枠がほしいけどニョロトノはバオッキーの火力下げるなぁ…ノーてんきチルタリス入れよう」
.....
完成した構築↓
simiseargengar-megaaltariagothitelleazumarillhitmontop

バオッキー:おくびょう CS @きあいのタスキ           オーバーヒート/あくび/なりきり/まもる
ゲンガー   :おくびょう HS @メガ石                         シャドーボール/かなしばり/ほろびのうた/まもる
チルタリス :ひかえめ H244C236S28 @ラム         りゅうのはどう/しんぴのまもり/ほろびのうた/まもる
ゴチルゼル:ずぶとい HD @ナモのみ                    サイコショック/ひかりのかべ/てだすけ/まもる
マリルリ     :ずぶとい HC @オボン                        ねっとう/れいとうビーム/ほろびのうた/まもる
カポエラー : ようき HA      @バコウのみ                ねこだまし/ワイドガード/フェイント/インファイト
 
実は初めての滅びパなので厳選育成振り直しサボって火力に振ってたりするやつがいるけどそこは大目に見といてください。
前PTがスターへの希望を輝かせるバオッキーなら、こっちは対照的に滅びの絶望を振り撒くバオッキーですね。(そうか?)

以下所感
514→改めてダメージ計算したら一致オバヒでもガルドがワンパンできなかった。どれだけ種族値が足りないんだ君は。珠ならギリギリ倒せるけどかげふみなりきりやあくびのゴリ押しを考えるとタスキを持たせたかったので泣く泣くゴチルにてだすけを持たせることにした。(孵化しなおすのをめんどくさがらずに猛火にすれば解決していたのでは…?)
  とはいえオバヒが地味に相手の頭数を減らすのに一役買ったりしたので面白かった。あくびもそこそこ役立ったしかげふみとの相性も良かったけど、やっぱり相手を即眠らせられる催眠技よりは劣るなぁという印象だった。
  あと実は眼鏡ニンフィアのダブルダメスキンハイボを2発耐えられないのでコンセプトが崩壊していたことに気付いてはいけなかった。絶望を振り撒く以前に使用者が絶望しては意味がないじゃないか…
094m→かなしばりゲンガーがこんなに強いとは。
334→天候対策兼ダクホ対策兼滅び枠としては優秀だったけど岩雪崩スキンハイボに巻き込まれて死ぬシーンが多すぎたので耐久をがっつり振りましょう。
576→バオッキーの項で泣く泣くてだすけを持たせたと書いたけど、カポのねこだましをてだすけで回避→ゲンガーの手助けシャドボで隣を処理して詰ませて勝つミラクルプレーが見られたので意外とアリだったのかもしれない。
184→滅び兼ランドロスとか処理する枠。ちなみに草食。実際こいつにてだすけ持たせた方が良かった気もする(熱湯の火傷があくびと相性悪いし。)メガリザYと対面したときに裏からチルタリスを出してソラビ溜めさせる→草食で無効化 が決まると非常に気持ちがいい。なおジャンピングはしないし輝かない。※2
237→隠れたMVP。威嚇、ねこだまし、ワイガと滅びを決めた後の相手の猛攻をいなす役として便利だった。守れないのが玉に瑕。

こんなPTでも無対策の相手にはわりと勝てるあたりやっぱり滅びパって強いなという印象を受けました。バオッキーである必要は正直薄かったけど、まあ楽しく戦えたので良かったんじゃないでしょうか。

バオッキーで戦いすぎて勝率5割切ってるのにレート1600近くに到達したのがとても面白かったです。
サンムーンではもうちょっと強化されたらいいなぁ。

では。


【おまけのBV】
希望編:E69W-WWWW-WW53-Y2B7
絶望編:2B9G-WWWW-WW53-Y35B




 

気付いたら前回の異次元噴火の記事から半年以上空いてしまってました。
お久しぶりです。麹屋です。

 今回は久々の公式トリプルバトル大会ということでイッシュファイナルに参加してきました。
 構築がこちら。
gorilla

 参加賞がNのヒヒダルマということで久しぶりにゴリプルバトルしようという発想に至りました。
 晴らしてゴリドラ。単純明快。つよい。

※ゴリプルバトル…2014年春~くらいに流行った(?)鉢巻ヒヒダルマ(ゴリラ)の晴れちからづくフレアドライブ(ゴリドラ)でタイプ相性すら無視して敵をバッタバッタとなぎ倒そうというコンセプトの構築を使ったトリプルバトル。XYゴリラパスタンとして最も一般的なのが、ヒヒダルマメガリザY霊ランド噴火ドランハリテヤマニンフィアであった。

【個別解説】
 darmanitan
ヒヒダルマ   いじっぱり  AS252
 みんな大好きゴリラ。晴れゴリドラはHBクレセリアすらバナナにしてしまうほどの超火力であり如何にこいつを活躍させるかが対戦のポイント。
 
ninetales
キュウコン  おくびょう  CS252 
 メガリザYが使えないルールのため晴れ要因として起用された。見た目がどことなくバナナっぽい。
 当初ドラン対策用にめざ地を粘る予定だったがめざ氷高個体値が誕生したためそちらを採用した。意外とガブリアスが多かったので活用する機会は多かった。
 試運転時メガネで運用していたがあまりに火力が今一歩足りなかったのでまもるを持たせて柔軟性を持たせたが、火力不足感に拍車をかけていた。
 メガリザYがいかに優秀だったかが実感できるポケモン(哀しい)

hariyama
ハリテヤマ  ゆうかん  HA252 
 通称ゴ力士。多彩な技と高い火力とあついしぼう込みで優秀な耐性を持ちトリルにもある程度強い優秀なポケモン。どことなくジャングルの部族っぽい。
 ゴリラスタンではチョッキ型が一般的だったが、今大会で猛威を振るったエルテラ、雨、ガブリアス、噴火ドラン等々に対してワイドガードが非常に優秀だった。一方ではたきおとすを使う機会が少なく、遅さがネックになる場面も多々あったためフェイントを入れるべきだったと反省。

bisharp
キリキザン  いじっぱり  AS252
 火力も高いし普通に強かったので申し分なかったが今思うとなぜ採用したか理由が少し薄い枠。どことなく武装した部族っぽい(?)
 襷を持たせたおかげでエルテラに対して強気に立ち回れたのがグッド。

landorus-therian
ランドロス  いじっぱり  AS252 
 通称霊獣ゴリラ。普通に強い。
 チョッキを持たせてみたが正直恩恵をあまり感じなかったのでスカーフでよかった。

cresselia
クレセリア  なまいき  HBベース
 よくゴリドラの犠牲になるバナナ筆頭。
 当初この枠はなやみのタネエルフーンを使っていたが耐久が苦しくてやりたいことができなかったのでスキスワクレセリアを投入した。
 スキスワが優秀で、ドランのもらいび対策はもちろんのこと、味方のキュウコンに撃って天候即上書き、トドンのよびみずを奪う、リフスト連発するジャローダのあまのじゃくを奪って弱体化を誘う等面白い動きが色々できた。
 ラム電磁波でダクホドーブルを対策する予定だったがドーブルをあまり見なかったので不発に終わった感じ。ラム、電磁波自体はそれぞれで使い道があったので悪くなかったが。

【戦績】最高レート1688、最終1660くらい

【感想】
 まず晴れとS操作を同時展開できるメガリザYがいかに優秀だったかということを実感した。今回の構築では猫、威嚇、S操作、天候操作がそれぞれ独立していたので相手の狙いを阻止しようとするとなかなかこちらの狙いも通せない状況が多く苦戦することが多かった。それでも思った以上に戦えたのは単体性能が高いポケモンを多く集めていたことが功を奏したと思う。実際ゴリラの活躍の場を整えるために五体をフル活用していたらゴリラが出る間もなく大勢が決していたという試合も多くあった。
 大会全体としては雨とエルテラがかなり多く苦しい戦いを強いられたがよく戦えたと思う。


 サンムーンでもゴリプルバトルができるといいなぁ(そもそもトリプルバトルが残るのかという心配はさておいて
ではまた。 

 hoopa
今年の劇場版ポケモンの主人公のこいつ。
今回の記事はこいつに焦点を当てます。嘘です。

 今回注目したのがこいつの専用技「いじげんホール」 。フェイントやシャドーダイブ、ゴーストダイブと同様相手の守る系の技を無視して攻撃できる技。
 「フェイントと違って効果抜群狙えるし、ダイブ系と違ってすぐ撃てるし、こいつで守ってる味方の弱点保険発動させたら強いんじゃない?」とか考えてしまったのがすべての始まりでした。 

【いじげんホールの仕様】
 説明文:異次元ホールで 突然 相手の 真横に 現れ 攻撃する。まもるや みきりも 無視できる。
 威力:80 
 分類:特殊
 タイプ:エスパー

 ゲーム画面から読み取れる基本的な情報はこんな感じ。
 ちなみにフェイントの説明文は「まもるや みきりを している 相手に 攻撃が できる。守りの 効果を 解除させる。」なので、一見守ってる相手に撃っても当たるだけで守るを解除させる効果はなさそうに見えます。

 で、ダブルバトルで実際に試してみた。
 「ゲッコウガのまもる!」→「フーパのいじげんホール!」→「フーパはゲッコウガの守りを打ち破った!」→「ハリテヤマのインファイト!」→「ゲッコウガは倒れた!」      
   …ん?
 「ゲッコウガのたたみがえし!」→「フーパのいじげんホール!」→「フーパはゲッコウガの守りを打ち破った!」→「ハリテヤマのインファイト!」→「ゲッコウガは倒れた!」
   …どうやらフェイントと同じような仕様みたいです。

 こうなると話がややこしくて、いじげんホールはフェイントと違って優先度が0なので相手より遅ければ味方の守を解除せずに殴れます。フーパがレートで使えない以上いじげんホールを使えるポケモンはドーブルに限られるので、”絶対に相手より遅く動くドーブル”が必要になります。
  
【案1:畳返しゲッコウガ+ 後攻のシッポドーブル】
smearglegreninja

 ゲッコウガがたたみがえしにより格闘タイプに変化することを利用して弱点保険を発動させるギミック。ねこだましに弱いのでファスガや高速ねこだましと組ませると安定しそう?
 ただゲッコウガに有力な全体攻撃技が少ない、守るまで入れると技が足りない、耐久に不安が残るなどの理由で構築には至らず。

【案2:Lv1ドーブル+保険ドラミドロ軸トリパ】
smeargledragalgemeowsticmawile-megahariyamamusharna

 エスパー弱点+高火力全体技+高耐久の三要素が揃った適応力ドラミドロを採用し、非トリル下で絶対に後攻がとれ、トリル下でも確実に先制できるLv1襷ドーブルを採用したPT。Lv1がむしゃら+全体技というトリプルでは超有力なギミックも仕込んでわりと強そうに見える。主力がドラミドロのヘドロウェーブになるので味方をなるべく巻き込まないためにメガ枠にクチート、トリル役にテレパシームシャーナを採用。
 弱くはなかったけど守る+トリル+異次元の流れがスムーズに決まることがほとんどなく、だいたいニャオニで猫してドラミドロ守ってドーブルでトリルして次ターン保険発動になるので制圧力は高いけど決定力がギリギリ足りない。加えて全体的に鋼に打点が足りないために数戦でボツに。

 ちなみにLv1ドーブル&低レベルがむしゃらに関しては某けだまメモさん、某ジグリパフさんが詳しいのでご参考までに→http://blog.livedoor.jp/zalwa/gamugamu http://blog.livedoor.jp/jigglypuff039/archives/1022592479.html

【案3:Lv1ドーブル+メガバクーダ軸トリパ】
 smearglecamerupt-megaaromatissedragalgeescavaliertalonflame

 保険ドラミドロをあえて主軸にはせず、鋼に打点のあるメガ枠としてバクーダ、非メガの鈍足高火力鋼としてシュバルゴを採用して決定力を高めたPT。相手のトリル対策としての猫と封印を封じる為にアローにファスガ横取りを入れ、挑発アンコを無効化できるフレフワンをトリル枠に採用。
 思った以上にトリル下のメガバクーダが強くて面白かった。某稲田大学の学祭でポケサーの人に対戦挑んだところ、3人相手に3連勝するという快挙。

 この辺からいじげんホールの強さとして、フェイント同様にまもるやワイガ、更にタイプ相性で無効化されないためキングシールドも破れるという点が噴火バクーダとシナジーして非常に強いことがわかってきました。というかこの辺から正直弱保の存在感が薄れてきました。

【完成版】
smearglecamerupt-megaaromatissehariyamaescavaliertalonflame

 保険が消えました(大爆笑)

・構築紹介
ドーブル(※Lv1)@襷 がむしゃら/いじげんホール/ニードルガード/トリックルーム  ムラっけ 無振り
バクーダ(※Lv49)@メガ石 ふんか/かえんほうしゃ/だいちのちから/まもる ハードロック→ちからずく 最遅HC
フレフワン@オボン まもる/ムーンフォース/いやしのはどう/トリックルーム アロマベール H252Bメガガル捨身耐え残りD
ハリテヤマ@ラム  ねこだまし/はたきおとす/インファイト/ワイドガード あついしぼう 最遅HA
シュバルゴ@珠   アイアンヘッド/メガホーン/はたきおとす/まもる ぼうじん 最遅HA
ファイアロー@脱出ボタン ブレイブバード/ファストガード/よこどり/まもる はやてのつばさ AS

 基本選出はアローハリテフレフワン。上の構築でフレフワンが雪崩で怯んだり集中されて落ちるシーンが多々あったので猫ワイガを使えるハリテを投入し、とにかく初手でトリルを成功させることに重点を置きました。
 ちなみにバクーダがLv49なのは単にハピナス道場してたらぴったり止まったから。バクーダミラーしたことはまだない(Lv49プリンには当たった。)火力、耐久ともに特に1レベル低いことのデメリットは感じませんでしたが。
 
 このPTで某應大学祭でのポケサー主催トリプル大会に出たら2位になりました。強い。

【異次元噴火考察】
 まずLv1がむしゃらドーブルの利点と欠点は上述の2つのブログを参照していただければと思います。その上でLv1ドーブルにいじげんホールを採用した場合の利点として
 ・トリル下でフェイントの代替に使える。
 ・ギルガルドのキングシールド、メガゲンガーのまもるを解除できる。
 ・じゃくてんほけん発動が狙える。他の保険発動用の技と違って相手に撃っても明確なアドが狙える。
といった点が挙げられます。特に2番目が大きく、これのおかげで滅び耐性が全くないように見えるPTながら滅びパへの勝率がよく、 腐りづらい補助役としておおいに活躍してくれました。
 一方でいじげんホールにより他の有用な技を採用できなくなるのはやはりどうしても避けられない問題で、これに関してはPT全体でバランスを取っていく構築力が求められると思います。

 いじげんホール+噴火の組み合わせとしてはかなりよかったと思います。バクーダを見てワイガやキンシを選択するガルドはやっぱり多いのでそこを奇襲できるのは強かった。晴れパにして露骨に噴火を狙っていくのも楽しいかもしれません。
 ちなみに構築を完成させたのがシーズン12だったせいで噴火ドランが多く、あちこちでドッカンドッカンしてる試合が多かったです。

 反省点として、構築全体で先制技とガルーラに薄い並びになってしまったのでガルーラスタンに結構弱くなってしまった点があります。まあハリテ採用によって初手でガルーラ落とせる確率が上がったのでだいぶマシではありますが、初手ガルーラMoveとかされるとマジで勝てない。
 一方で滅びや中速寄りのトリパ、噴火の火力を底上げしてくれる晴れパにはいい感じの勝率を上げてたので これはこれで楽しかったです。


 なにより通信対戦でいじげんホールを使った時の相手のリアクションが新鮮で楽しい。一部からは一昔前流行った「芸術点が高い」との評価ももらったので個人的には大満足でした。


[追記]
 そういえばフーパには「いじげんラッシュ」という専用技もあります。あっちは悪タイプ物理技でホールと同じく守る貫通なので、これが使えたらギルガルドやメタグロス等の悪弱点勢の保険が発動できてもっと構築しやすくなるのですが、ラッシュはときはなたれしフーパ以外が使用すると失敗するという悲しい現実を背負っていました。

 

 皆さんもいい異次元ライフを。ではでは。

 

【おまけのBV】
 7L3W-WWWW-WW35-AC4D
レートで対滅びパに勝利したBV。案3の時点のPTですが、異次元ドーブルの強みが存分に活かされてる試合が撮れたので 載せておきます。

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