8月22~24日に行われたインターネット大会「ピカチュウ大会チュウ!」に参加しました。
軽くルールを説明すると進化前カロス図鑑ポケモン限定のトリプルバトル大会です(通称ロリプル)。しかもピカチュウ必須。実はインターネット大会でトリプルバトルが対戦形式になるのはXYになってから初なんですね。
ちょうどロリプルの情報が出た頃に某ルルベベの戦法が界隈を賑わわせていたため、パールルに着目。よくよく調べたらからをやぶるが使えるじゃんというわけで殻を破るパールルを軸に動かしていくことに決めました。
ピカチュウは必須、パールルで安全に殻を破るためにこの指かいかりのこなが欲しい、パールルのメインウエポンなみのりにすると味方巻き込むからだくりゅうにしようかな→命中不安を解消する重力でいこう、てだすけとねこだましが欲しい、ヒノヤコマ対策どうしよう…
色々考えた結果こんなPTが完成しました。
ピカチュウ 性格:ようき 特性:ひらいしん AS252 でんきだま
技:ねこだまし/ほっぺすりすり/ボルテッカー/フェイント
今大会必須ポケモン。パールルを動きやすくするためにねこだましと確定麻痺のすりすりを入れ、ファストガード、ワイドガード対策のフェイントを採用。ボルテッカーは遺伝がめんどくさくなるからどうするか迷ったけどピカチュウが早く落ちてくれた方が都合がよかったので(後述)採用しました。ちなみにA個体値がVじゃないけど思った以上に電気玉ねこだましの火力が高かったのでA粘ればよかったかなと思いました。(相手のピカチュウが猫+フェイントでギリギリ落ちない程度)
正直相手のピカチュウが邪魔だしすぐ落ちるし撃ってる暇ないしでほっぺすりすりは微妙でした。一方でボルテッカーは弱点を突けばたいてい確1、フェイントもなにかと便利でこの選択は良かった。すりすりをアンコか守るにすればもう少しよかったかなーと思います。
パールル 性格:おくびょう 特性:シェルアーマー H116C136S252 しんかいのキバ
技:まもる/からをやぶる/だくりゅう/ふぶき
PTのエースにして要。こいつが序盤で落ちるとほぼ負けが決まるくらい依存してました。
レベル30だと最速からをやぶるでニューラまで抜けるため最速に、Hはレベル30で実数値79で、一応定数ダメージを考慮した調整にしました。攻撃技が全体技しかないので相手のワイドガードには弱く、フェイント持ち2体とよこどり持ちを1体入れて対策しました。
ポポッコ 性格:おくびょう 特性:すりぬけ BS252 たべのこし
技:いかりのこな/てだすけ/アンコール/ねむりごな
パールルを安全に積ませるためにこの指or怒りの粉が欲しかったため採用。ピンポイントながら地味に活躍した子。てだすけとこの指or粉を両立できてロリプルに出場できるのはこいつとオタチしかいなかったため、種族値が高くトリル対策も兼ねたアンコと催眠が使えるポポッコを選びました。
努力値はなるべく上からアンコや催眠を撒くために最速。実は以前ワタッコを育成していて、ワタッコは素のDが高いためBS振りをしていたが、そのノリで努力値を振ったらポポッコの時点ではそこまでD高くないと後から気が付いた。実際ピカチュウの10万で一発で落ちたりしたのでHに振った方が良かった。
持ち物は正直襷かバコウの方が良かった。ヒノヤコマ、ストライクが多かったのでバコウが一番かなと。
ガントル 性格:いじっぱり 特性:がんじょう HA252 ラムのみ
技:じゅうりょく/ワイドガード/ストーンエッジ/じしん
パールルの命中不安を解消するために重力要員として採用。頑丈なので最低限の仕事はできる。あと貴重なワイドガード要員。
ストライクやヒノヤコマが多かったので普通に殴ることも多かったです。持ち物は迷ったからラムにしたけど鬼火や不意の状態異常を防いだりしてくれたので正解だったかなと思います。トリルパが多かったので最遅にしておいた方が良かったかなーとも。
くさむすび採用してるピカチュウが意外と多くてちょっと環境的には辛かったかもしれません。
ヒノヤコマ 性格:ようき 特性:はやてのつばさ AS252 きあいのタスキ
技:アクロバット/よこどり/おいかぜ/ファストガード
ヒノヤコマ対策どうしようかなーと考えた結果こっちもヒノヤコマ使えばいいという結論に。
ブレバを覚えないのでアクロ、ワイガ対策したかったのでよこどり、先制対策にファスガ、パールルが殻を破れなかった時のためにおいかぜと入れたら炎技を入れるスペースがありませんでした。実際相手にもヒノヤコマたくさんいたけど炎技を撃ってくる奴は1羽もいませんでしたね。
低耐久だし襷でいいかなと思ったけど意外と襷発動することが少なかったのでいっそ持ち物なしでも良かったかなと。
マクノシタ 性格:ゆうかん 特性:こんじょう HA252 かえんだま
技:ねこだまし/てだすけ/フェイント/インファイト
ねこだましとてだすけを両立し、フェイントも撃てるということで採用。しかしH振っても素の耐久種族値が足りなさすぎてひどく脆かった。折角最遅の根性個体が産まれたので火炎玉を持たせてみました。
てだすけを撃つ機会が意外と少なかったので守るかワイガの方が良かったかもしれません。
【理想】
初手はでねこだまし、からをやぶる、いかりのこな
ポポッコが落ちたらになってすりすりorボルテッカー、まもる、じゅうりょく
これで重力殻を破るパールルが完成するのであとはフェイントやてだすけでサポートしながら無双!
【現実】
相手のピカチュウのほうでん→パールルが落ちる
相手のピカチュウの10万ボルト→ポポッコが落ちてパールルに攻撃が来る
ピカチュウの同速ねこだまし対決→負けてパールルが怯む
いかりのこな→相手のゴーストのマジカルシャイン→パールル落ちる
殻を破ったらトリルされる
etc…
結果、対戦成績は17勝13敗 レート1580前後で終わりました
最初は結構殻を破る→重力の流れがいい感じに決まっていたのですが6戦目くらいからサイドンとかヒノヤコマとかストライクとか増えだしてだいぶ戦いづらかったです。意外とトリル+ヒノヤコマの構成が多くてポポッコで対処しきれなかったのも負けが込んだ原因だと思います。
パールル自体は非常に優秀で、殻を破ったあとの制圧力もさることながら破らなくても十分な火力に感じたので普通にトリル軸にした方が良かったかも。3日目はほとんど殻を破らずに重力追い風してパールル動かしてました。
総じてパールルを活躍させることに全力を使い過ぎたような気がしました。もう少し単体性能の高い奴を増やして戦力を分散させた方が戦いやすかったかもしれませんね。
【大会ハイライト】
・パールルミラーでお互いのパールルがからをやぶる→こちらが上をとってだくりゅうで落とす
・初日4戦目にしてTwitterのフォロワーさんとマッチング→完膚なきまでにボコボコにされるも勝負が決まった瞬間に相手の回線が切れる
・こちらのヒノヤコマがファスガ→相手のヒノヤコマがよこどりしてファスガ→マクノシタがフェイントでファスガ解除
・ムラっけテッポウオ入りの相手とマッチング→いかりのこなしたら大文字撃たれてポポッコが落ちる→重力しようとしたら相手に先に重力される→負ける
・相手のピカチュウがボルテッカーしたら隣の避雷針サイドンに吸われてて「おいおい大丈夫か」と思ったらサイドンがふぶき撃ってくる→ワイガで防ぐ
・タラプのみ眠る脱皮龍の怒りハクリューを突破しようとパールルで殻を破ろうとしたら間違ってヒノヤコマがよこどりして殻を破るヒノヤコマが誕生
・ゴチミルがトリル貼った次のターンにいかりのこなしたらいやしのはどうを吸い取った→後日別の相手との対戦で全く同じ事案が発生
・シュシュプにトリル読みでねむりごな撃ったら防塵ゴーグルに防がれる
・ロリプル30戦終わったところでフォロワーさんにしんかいのキバ貸してと頼まれる
感想
実は真面目にトリプルバトルの構築を組んだのは初めてで、それにしてはまあ上出来だったかなと思います。何より戦っていく中で明らかになる強さや相手の構築のうまさなどを感じ取ることができて面白かったですね。
よこどりとかフェイントとかも初めて実戦で使ったんですけどなかなか良かった。特にフェイントがここまで便利だとは思いませんでした。
地味にレート高めの相手とマッチングすることが多く、勝率の割に高めのレートに落ち着いたかなーと思います。レート1690台相手にラス1勝負まで持ち込んだのは白熱した。(負けた)
またこういった変則的な大会を開催してほしいものですね。
では。
軽くルールを説明すると進化前カロス図鑑ポケモン限定のトリプルバトル大会です(通称ロリプル)。しかもピカチュウ必須。実はインターネット大会でトリプルバトルが対戦形式になるのはXYになってから初なんですね。
ちょうどロリプルの情報が出た頃に某ルルベベの戦法が界隈を賑わわせていたため、パールルに着目。よくよく調べたらからをやぶるが使えるじゃんというわけで殻を破るパールルを軸に動かしていくことに決めました。
ピカチュウは必須、パールルで安全に殻を破るためにこの指かいかりのこなが欲しい、パールルのメインウエポンなみのりにすると味方巻き込むからだくりゅうにしようかな→命中不安を解消する重力でいこう、てだすけとねこだましが欲しい、ヒノヤコマ対策どうしよう…
色々考えた結果こんなPTが完成しました。
ピカチュウ 性格:ようき 特性:ひらいしん AS252 でんきだま
技:ねこだまし/ほっぺすりすり/ボルテッカー/フェイント
今大会必須ポケモン。パールルを動きやすくするためにねこだましと確定麻痺のすりすりを入れ、ファストガード、ワイドガード対策のフェイントを採用。ボルテッカーは遺伝がめんどくさくなるからどうするか迷ったけどピカチュウが早く落ちてくれた方が都合がよかったので(後述)採用しました。ちなみにA個体値がVじゃないけど思った以上に電気玉ねこだましの火力が高かったのでA粘ればよかったかなと思いました。(相手のピカチュウが猫+フェイントでギリギリ落ちない程度)
正直相手のピカチュウが邪魔だしすぐ落ちるし撃ってる暇ないしでほっぺすりすりは微妙でした。一方でボルテッカーは弱点を突けばたいてい確1、フェイントもなにかと便利でこの選択は良かった。すりすりをアンコか守るにすればもう少しよかったかなーと思います。
パールル 性格:おくびょう 特性:シェルアーマー H116C136S252 しんかいのキバ
技:まもる/からをやぶる/だくりゅう/ふぶき
PTのエースにして要。こいつが序盤で落ちるとほぼ負けが決まるくらい依存してました。
レベル30だと最速からをやぶるでニューラまで抜けるため最速に、Hはレベル30で実数値79で、一応定数ダメージを考慮した調整にしました。攻撃技が全体技しかないので相手のワイドガードには弱く、フェイント持ち2体とよこどり持ちを1体入れて対策しました。
ポポッコ 性格:おくびょう 特性:すりぬけ BS252 たべのこし
技:いかりのこな/てだすけ/アンコール/ねむりごな
パールルを安全に積ませるためにこの指or怒りの粉が欲しかったため採用。ピンポイントながら地味に活躍した子。てだすけとこの指or粉を両立できてロリプルに出場できるのはこいつとオタチしかいなかったため、種族値が高くトリル対策も兼ねたアンコと催眠が使えるポポッコを選びました。
努力値はなるべく上からアンコや催眠を撒くために最速。実は以前ワタッコを育成していて、ワタッコは素のDが高いためBS振りをしていたが、そのノリで努力値を振ったらポポッコの時点ではそこまでD高くないと後から気が付いた。実際ピカチュウの10万で一発で落ちたりしたのでHに振った方が良かった。
持ち物は正直襷かバコウの方が良かった。ヒノヤコマ、ストライクが多かったのでバコウが一番かなと。
ガントル 性格:いじっぱり 特性:がんじょう HA252 ラムのみ
技:じゅうりょく/ワイドガード/ストーンエッジ/じしん
パールルの命中不安を解消するために重力要員として採用。頑丈なので最低限の仕事はできる。あと貴重なワイドガード要員。
ストライクやヒノヤコマが多かったので普通に殴ることも多かったです。持ち物は迷ったからラムにしたけど鬼火や不意の状態異常を防いだりしてくれたので正解だったかなと思います。トリルパが多かったので最遅にしておいた方が良かったかなーとも。
くさむすび採用してるピカチュウが意外と多くてちょっと環境的には辛かったかもしれません。
ヒノヤコマ 性格:ようき 特性:はやてのつばさ AS252 きあいのタスキ
技:アクロバット/よこどり/おいかぜ/ファストガード
ヒノヤコマ対策どうしようかなーと考えた結果こっちもヒノヤコマ使えばいいという結論に。
ブレバを覚えないのでアクロ、ワイガ対策したかったのでよこどり、先制対策にファスガ、パールルが殻を破れなかった時のためにおいかぜと入れたら炎技を入れるスペースがありませんでした。実際相手にもヒノヤコマたくさんいたけど炎技を撃ってくる奴は1羽もいませんでしたね。
低耐久だし襷でいいかなと思ったけど意外と襷発動することが少なかったのでいっそ持ち物なしでも良かったかなと。
マクノシタ 性格:ゆうかん 特性:こんじょう HA252 かえんだま
技:ねこだまし/てだすけ/フェイント/インファイト
ねこだましとてだすけを両立し、フェイントも撃てるということで採用。しかしH振っても素の耐久種族値が足りなさすぎてひどく脆かった。折角最遅の根性個体が産まれたので火炎玉を持たせてみました。
てだすけを撃つ機会が意外と少なかったので守るかワイガの方が良かったかもしれません。
【理想】
初手はでねこだまし、からをやぶる、いかりのこな
ポポッコが落ちたらになってすりすりorボルテッカー、まもる、じゅうりょく
これで重力殻を破るパールルが完成するのであとはフェイントやてだすけでサポートしながら無双!
【現実】
相手のピカチュウのほうでん→パールルが落ちる
相手のピカチュウの10万ボルト→ポポッコが落ちてパールルに攻撃が来る
ピカチュウの同速ねこだまし対決→負けてパールルが怯む
いかりのこな→相手のゴーストのマジカルシャイン→パールル落ちる
殻を破ったらトリルされる
etc…
結果、対戦成績は17勝13敗 レート1580前後で終わりました
最初は結構殻を破る→重力の流れがいい感じに決まっていたのですが6戦目くらいからサイドンとかヒノヤコマとかストライクとか増えだしてだいぶ戦いづらかったです。意外とトリル+ヒノヤコマの構成が多くてポポッコで対処しきれなかったのも負けが込んだ原因だと思います。
パールル自体は非常に優秀で、殻を破ったあとの制圧力もさることながら破らなくても十分な火力に感じたので普通にトリル軸にした方が良かったかも。3日目はほとんど殻を破らずに重力追い風してパールル動かしてました。
総じてパールルを活躍させることに全力を使い過ぎたような気がしました。もう少し単体性能の高い奴を増やして戦力を分散させた方が戦いやすかったかもしれませんね。
【大会ハイライト】
・パールルミラーでお互いのパールルがからをやぶる→こちらが上をとってだくりゅうで落とす
・初日4戦目にしてTwitterのフォロワーさんとマッチング→完膚なきまでにボコボコにされるも勝負が決まった瞬間に相手の回線が切れる
・こちらのヒノヤコマがファスガ→相手のヒノヤコマがよこどりしてファスガ→マクノシタがフェイントでファスガ解除
・ムラっけテッポウオ入りの相手とマッチング→いかりのこなしたら大文字撃たれてポポッコが落ちる→重力しようとしたら相手に先に重力される→負ける
・相手のピカチュウがボルテッカーしたら隣の避雷針サイドンに吸われてて「おいおい大丈夫か」と思ったらサイドンがふぶき撃ってくる→ワイガで防ぐ
・タラプのみ眠る脱皮龍の怒りハクリューを突破しようとパールルで殻を破ろうとしたら間違ってヒノヤコマがよこどりして殻を破るヒノヤコマが誕生
・ゴチミルがトリル貼った次のターンにいかりのこなしたらいやしのはどうを吸い取った→後日別の相手との対戦で全く同じ事案が発生
・シュシュプにトリル読みでねむりごな撃ったら防塵ゴーグルに防がれる
・ロリプル30戦終わったところでフォロワーさんにしんかいのキバ貸してと頼まれる
感想
実は真面目にトリプルバトルの構築を組んだのは初めてで、それにしてはまあ上出来だったかなと思います。何より戦っていく中で明らかになる強さや相手の構築のうまさなどを感じ取ることができて面白かったですね。
よこどりとかフェイントとかも初めて実戦で使ったんですけどなかなか良かった。特にフェイントがここまで便利だとは思いませんでした。
地味にレート高めの相手とマッチングすることが多く、勝率の割に高めのレートに落ち着いたかなーと思います。レート1690台相手にラス1勝負まで持ち込んだのは白熱した。(負けた)
またこういった変則的な大会を開催してほしいものですね。
では。